ウランバートルと周辺アトラクション

モンゴルを訪れる観光客の90%近くが、モンゴルの首都であり、国民の40%が住む、ウランバートルを訪問します。ウランバートルは、エキサイティングな人々が住み、伝統的かつ近代的な文化生活が根付く、急速な発展を遂げながら、急激に変化している都市です。劇場、博物館、画廊、ショップ、クラブ、公園がウランバートル市の客人や若者たちのお気に入りの場所であり、料理の選択肢の数々が、ウランバートルがまさしく東部と西部の交わる地であることを思い出させてくれます。

ウランバートルは歴史的な場所です。トーラ川の柳の森は、モンゴル史について13世紀に書かれた『モンゴル秘史(元朝秘史)』において幾度となく頻繁に記述されており、若き日のテムジン(後のチンギス・ハーン)が、妻であるボルテがメルキト族に誘拐された際に、ヴァンハントリルから最初に軍事援助を要請するためにこの地を訪れたと言われています。ヴァンハントリル宮殿だったとされる建物の遺跡がウランバートルのハンウール区にありますが、未だに十分な研究がなされていません。

ウランバートルは、歴史的に遊牧民の都市であり、モンゴル最後の宗教的な国家君主であるボグド・ハーン・ジャブズンダンバが住んでいました。「ウランバートル」という名前が付くまでは、興味深い歴史を通して様々な名前が付けられており、この歴史については、ウランバートル市立博物館やボグド・ハーン宮殿博物館、およびボグド・ハーンの弟であるチョイジン・ラマ寺院博物館で学ぶことができます。

ウランバートルの文化遺産の一つは、ガンダン寺院です。日々の宗教活動を見ることができます。この他にも、ウランバートル市には多くの仏教徒やシャーマニズムの信奉者がおり、宗教儀式や崇拝儀式を行いました。宗教的寛容は、これまでのモンゴルの歴史において常に存在しており、今日においても守られています。

仕事で数日間ウランバートルを訪れた人でも、ウランバートルのすぐ郊外で多くの田舎の生活を経験することができます。ウランバートルの競馬場は、フイ・ドローン・フダグと呼ばれる遊牧民の開放スペースです。ナーダム祭が行われている間、この無人の大草原は、何千人もの騎手や馬に乗る少年たちが注目の的になる、活気にあふれた盛況なテントシティに様変わりします。この仮設都市では、ナーダム祭の観客のニーズに応じて、必要とされるあらゆるサービスや文化的なショーが提供されますが、ナーダム祭が終わると同時に瞬く間に姿を消します。魔法のように、フイ・ドローン・フダグはまたしても開放的な草原に戻ります。これがウランバートルの遊牧民の特徴です。また、フイ・ドローン・フダグは、フェスティバルやイベントを開催する人が誰でも利用することができます。ウランバートル市のモンゴルナーダム社がこの開放スペースを管理しています。

ウランバートルの郊外、半径20~50キロメートル以内では、他にも地元の暮らしを経験することができます。最も有名な場所は、ウランバートルから2時間以内で行くことができる、(たくさんの観光キャンプやアトラクションがある)ゴルヒ・テレルジ国立公園地域、マンズシル寺院、そして西部、北部および西南部の都市にあるツアーキャンプです。

ウランバートルの人気の日帰りツアーは、巨大なチンギス・ハーン像への訪問するツアーです。この土地は、現地ではツォンジン・ボルドグと呼ばれ、銅製のチンギス・ハーンの騎馬像はしばしばモンゴルに関するニュースで取り上げられます。チンギス・ハーン像を訪問してダウンタウンのホテルに戻ってくるには、8時間から10時間ほどかかります。ツアーには、像の土台部分にある見事な博物館への訪問も含まれます。

オルホン渓谷

オルホン渓谷は、ウブルハンガイとアルハンガイの2つの県に属する8つのソム(郡)の領土全体に広がる有名な草原です。舗装された道路をバスまたは車を使って行くことができます。しかしながら、オルホン渓谷の主要都市に到着すると、比較的短い、舗装されていない道路があり、遊牧文化の中心部へと続いています。

オルホン渓谷の人々は遊牧民の伝統に忠実であり、多くの遊牧民の無形遺産は守られ、渓谷の次の世代へと受け継がれています。オルホン渓谷および周囲の遺産は、ユネスコの世界遺産に登録されています。渓谷の観光産業は、遊牧民の伝統や環境のはかなさや、この地域の歴史的および文化的価値に対する理解と共に発展しています。サービスの向上する際は、観光産業チームは、遊牧民のライフスタイルと渓谷の多大なる文化遺産の保護を大事にしながら、一丸となって取り組んでいます。

オルホン渓谷には、何百もの遺跡があります。古くからの岩窟壁画から寺院まで、最初に書かれたチュルク族の歴史からウイグル宮殿の遺跡まで、モンゴル帝国の首都の遺跡からザナバザルの芸術を生み出す脱出寺院まで、渓谷の人々は過去に存在したすべての遊牧民族やかつてモンゴルを支配した帝国の遺産と共に、遊牧民族の伝統を尊重し、保護し続けています。

また、オルホン渓谷は何千もの家畜を世話する人々の故郷であるため、壊れやすい草原での暮らしや資源と調和できるように、この世界遺産を訪れる際は旅行会社を通じて旅されることをお勧めします。

オルホン渓谷の自然は魅力的で、写真撮影にはあつらえ向きです。オルホン川には、岸に沿って、尖った石の多い川岸、滝、峡谷や先史時代の岩面彫刻があります。渓谷の写真の大部分は草原が占めているものの、山や岩、森が急激に景観を変化させます。渓谷には、放牧されたヤクの群れに出会える可能性がある、すぐ近くの手つかずの渓谷や森林へのハイキングや乗馬を含め、遊牧民の生活を体験できるアクティビティや日帰りツアーがたくさんあります。

ゴビ

ゴビの景観や気候は、一般的に砂漠のものと考えられています。しかし、ゴビは沙漠だけに留まりません。ゴビには岩石や山々、珍しい木々や花があり、そして非常に珍しい鳥や野生の生き物が生息しています。ゴビには、最初の恐竜の卵を含め、有名な古生物学的発見などの貴重な科学的情報が密かに隠れており、タルボサウルスバタールが発見されたのもこの土地です。今日のモンゴルにおいて、ゴビは、国家予算に大金をもたらす、経済的にも力のある地域です。モンゴルから輸出される石炭や銅の大半はゴビ地域から産出されていますが、一方でほとんどが手つかずで美しいまま残されています。

ゴビの県の中心へは、飛行機や舗装された道路を通じて容易にたどり着くことができます。

ゴビは、モンゴルの21ある県のうち8つの県が含まれる、巨大な地域です。ゴビの大部分は国の保護区域です。例えば、ゴビ・アルタイ県の90%以上の土地は、多くの珍しい鳥類に加え、ユキヒョウ、野生のラクダ、野生の羊、野生のロバ、アイベックス、アルガリ(オオツノヒツジ)、そしてゴビ熊などの野生の希少動物たちの住処となっているため、厳正自然保護区になっています。

ゴビの遊牧民の居住区域や人が住んでいない地域を旅される場合は、物事を測る基準を全く異なるもの、すなわちゴビの価値観になるよう心構えておくべきです。あなたの日常生活における「すぐ近く」が徒歩15分程度だとすれば、ゴビでは20~30キロ程度を意味します。

ゴビにおける主な動物はフタコブラクダであり、フタコブラクダの驚くほど堂々としたポーズの写真を撮る機会はいくらでもあります。また、ラクダに乗る機会も数多くあることでしょう。

ゴビ内で行動するのは容易ではないため、ゴビへ旅行される場合は、公式ガイドや主催会社を利用することを強くお勧めします。認可を受けた旅行会社は、数多くあります。これらの会社はゴビ内に幅広く展開しており、行く先々で、リラックスできる360度の素晴らしい眺望を楽しむことができます。

必ず、旅行会社に属する経験豊かなドライバーまたはゴビ出身のドライバーを利用してください。ゴビ出身ではないドライバーは、ドライバーを惑わす蜃気楼のせいで、上手く運転することができません。

フブスグル湖、ダーハッド谷およびツァータンコミュニティ

モンゴルの最北端には、フブスグル県の有名な観光地があります。フブスグル湖は、モンゴル最大の手付かずの淡水湖であり、シベリアとの国境を越えたところに位置するバイカル湖と姉妹関係にある湖です。フブスグル湖国立公園地域、ハトガルとハンの地方都市にはたくさんの観光キャンプがあります。高く、氷に覆われた山々、美しい湖の数々、そして広大なマツやモミの森林のあるこの地域は、「モンゴルのスイス」として知られています。

1990年以前は、湖周辺は羊毛の洗浄工場、石油輸入や水路貿易物流の工場によって占有されていました。1993年にフブスグル湖が厳正自然保護国立公園に正式に登録された際、すべての産業は湖周辺から追いやられ、ハトガルやハンなどの地方都市は破綻寸前の状態となりました。

観光産業のおかげで、ハトガルやハンの人々は地元に留まることができたのです。地元文化では地域のシャーマンを取り上げました。フブスグルの人々は、自然やシャーマニズムの文化を崇拝しており、これらはこの土地で最も良い形で受け継がれています。地方都市にはたくさんの観光キャンプがあり、空港があるムレンの町から湖までの道路は舗装されています。

フブスグル湖は、西側をコリドール・サルディク山脈の急な山に、東側をサヤン山脈の深い森に囲まれています。湖は圧倒されるほど美しく、水があまりにもきれいなため、地元住民は湖の水をそのまま飲料水として利用しているほどです。

コリドール・サルディク山脈の反対側には、「ダーハッド谷」があります。ダーハッド谷から谷の北端にあるツァータン(トナカイ遊牧民)のコミュニティへの旅は、忘れられない経験になることでしょう。遊牧民の生活の一部として、ダーハッドの有名な白馬やヤク、そしてツァータンのトナカイの群れを見ることができます。ツァータンを訪れた際はぜひトナカイに乗ってみてください。

この地域には高い山々や、森林、河川や湖がたくさんあるため、冒険旅行が好きな方にとっては天国のような場所です。地元住民の中で最も人気のある季節は8月の終わりで、この時期には谷の森林で様々な種類のベリーを収穫することができます。「ベリーの季節」中にこの地を訪れた際は、ぜひ地元の新鮮な野生のベリーを味わってみてください。ダーハッドの人々は、この時期には、収穫して一日以上経ったベリーは口にしません。

ホスタイ国立公園

ウランバートルから西に100キロほど行くと、ホスタイ山脈国立公園があります。この公園は、たった一種類の野生馬のためだけに20年前に創設されました。モンゴルで生まれた「タヒ」という野生馬です。モンゴル語で「タヒ」は「崇拝に値する」という意味です。タヒの学名は”Prezewalski’s Horse”(「プルツェワルスキーの馬」の意。日本での学名は「蒙古野馬」)といい、モンゴルで19世紀後半に行われた研究の中で、タヒについて初めて説明したプルツェワルスキーにちなんで付けられました。

タヒはモンゴル国内では1960年代に絶滅したものの、ヨーロッパの動物園で生き延びました。ホスタイ国立公園が運営を開始した際は、数頭の馬のみがオランダの動物園から戻されました。現在では、国立公園のおかげで、モンゴルには300頭以上のタヒが生息しています。また、この公園に保護された野生動物の数は、絶えず増え続けています。ウランバートルが開発の手を野生の地域に拡大したため、オオカミ、アカシカ、キツネ、マーモット、オオヤマネコの他にも多くの在来種の動物や鳥が、ホスタイ国立公園に安全な住処を得ることができたのです。

ホスタイ国立公園は、地元の遊牧民が野生動物たちと、牧草地を平和的に共有している重要な地域の一つです。アルタイ山脈も同様であり、地元の遊牧民は、大型のネコ科動物は群れを成す動物を狩ることがあるものの、ユキヒョウを殺さないこともあり、野生動物と牧草地を共有しています。野生のすぐ近くで遊牧をする代償であると考えられているのです。

ホスタイ山脈における野生動物の観察は、時折起こる群れを成す動物の損失の埋め合わせだけでなく、地域経済および環境保護において重要な役割を担っています。タヒの観察は、春を除く四季を通して、観光客に非常に人気があります。春に仔馬が生まれたばかりの時期は、この地域のオオカミが活発的に動物の子の狩りをするため、タヒの群れは独占欲が強く攻撃的です。しかし夏の間は、タヒの暮らしははるかに穏やかです。冬の時期は、ホスタイ山脈を最もハンサムなタヒや鹿の群れが歩き回っています。ホスタイ山脈での冬の散策では、青空や白い丘が広がり、十分に栄養を蓄えて毛がふさふさしたタヒや、大きな枝角を生やした威厳のあるヘラジカなどがいる、壮大な光景を目にすることができます。

ホスタイ山脈への旅行には、モンゴルの観光会社が提供する、ほぼすべてのツアーパッケージが盛り込まれています。国立公園の管理部門およびホスタイの環境NGOは、見廻りの対象となっていない地域を邪魔することのないよう、観光客に対し、登録された観光会社による案内のもと、グループで旅行するよう勧めています。また、ホスタイ国立公園は、山草原や動植物における主な科学研究の場となっています。

バヤン・ウルギー県とカザフコミュニティ

モンゴル鳥学会がモンゴルの国鳥を推薦するために研究を行った際、バヤン・ウルギー県のアンケート参加者の大部分が「イヌワシ」に投票しました。最終結果では、95%がセイカーハヤブサを支持したものの、イヌワシはモンゴル、中でもバヤン・ウルギー県の観光分野における大スターの一つであり続けています。

観光客は、モンゴルの全く異なる一面を見るために、バヤン・ウルギー県を訪れます。カザフ文化、カザフ族の人々のライフスタイル、鷹祭りやイヌワシの調教文化などです。また、バヤン・ウルギー県はドゥルベド族、オリアンハイ族、そしてトヴァ族の故郷であり、数多くの貴重な文化遺産が保存されています。

バヤン・ウルギー県の領土は、壮大な高いアルタイ山脈と氷河によって削られた美しい渓谷でいっぱいです。県における観光開発はまだ初期段階であり、この地を訪れる観光客の多くは、タバン・バグドの山頂や、山々の頂上と緑豊かな谷との間をゆっくりと流れる有名な氷河の川に到達することを夢見ています。

心に残るありのままの美しさを備えたバヤン・ウルギー県は、芸術家、写真家、映画製作者、登山家や冒険好きな旅行者を魅了し続け、今ではウルギ―へと通じる新たな舗装道路やフライトのおかげで、ますます多くの観光客が訪れることができるようになりました。現地の人々は、モンゴルにおけるその他の遊牧民コミュニティと同様に、とてもホスピタリティにあふれています。あなたを、この遠く離れている一方で魅力あふれる観光地へとお連れすることのできる観光会社が数多くあります。

10月から11月上旬にバヤン・ウルギー県を訪れると、イヌワシの最高の写真を撮影することができます。ワシの羽毛や飛行速度、そして狩りのスキルが最もいい状態になるのは、餌となる動物が冬眠する前です。このため、カザフ族は10月に地元で最も素晴らしいフェスティバルを開催するのです。3月22日は、春の始まりを祝う春祭「ナウリズ」が行われる日で、カザフ民族にとってもう一つの重要な日です。

東部の大草原

バードウォッチャー、野生生物の観察者、天文学ファンおよび果てしない大空、360度の景観や穏やかな環境を好む人たちにとって、東部の大草原はお気にいりの目的地です。百万都市の住人たちは、終わりのない地平線を楽しむためにモンゴル東部の大草原にやってきます。東部の大草原における観光客に人気のアクティビティの1つは、ただ芝生の上に横になったり、腕を広げたり、目を閉じてつぶやき…インターネットのツイッターのつぶやきではなく、現実の大草原にいる鳥のつぶやきに耳を傾けたりすることです。

モンゴル東部の大草原は、世界最大の野生生物保全草原地域です。ドルノド県とスフバートル県の開かれた草原には、数百万ものガゼルや、その他にキツネやオオカミなどの何千もの動物が生息しています。

旅行者は、この草原で、最高の馬を見つけたり乗馬を体験したりすることができます。大草原の馬は最速で、最も警戒心が高いです。したがって、東部のコミュニティは、ウランバートルで行われる国家祭典「ナーダム祭」で最高の競争相手となります。また、草原には遊牧民の考古学的遺産である「石人」が最も多く、これらは部族長の記念碑であったり、功績を称えるものであったりします。石人の大部分は3世紀から14世紀に作られたものです。

東部の草原は、春と秋に何千羽もの渡り鳥が集まる小さな湖の数々でも有名です。スフバートル県の湖の一つであるガンガ湖は、毎年、何万羽もの白鳥が、南インドへ渡るために中国やヒマラヤを越えていく長い渡りの前に、若い白鳥の訓練をしに集まることから、「白鳥の湖」と呼ばれます。

ガンガ湖はモンゴルの最南端の湖で、モンゴル人は鳥を捕まえることせず、誰も野生の鳥の巣や卵に手を触れることすらしないため、若い白鳥を訓練する上で最も安全な場所なのです。ガンガ湖での訓練を経て、シベリアとモンゴルに集まった白鳥たちは、ある朝に一斉に飛び立っていきます。地元には、これらの白鳥に関する悲しい言い伝えがあります。毎年秋には、何千羽もの白鳥が飛び立っていくものの、春にはその半数しか帰ってこない、というものです。毎年、モンゴルから他国を渡る過程で殺され、白鳥の数は減少しているのです。

白鳥に関する認識を高めるために、スフバートル県は白鳥を県鳥とし、モンゴル国内の至るところや海外にいるバードウォッチャーは、白鳥がどこを飛ぼうと保護するよう人々に訴えています。モンゴル国立歌劇バレエ劇場は、ガンガ湖でのチャイコフスキーのバレエ「白鳥の湖」の公演を計画しており、スフバートル県が、近々、公演を発表するとみられています。

 

モンゴル東部の大草原は莫大であるため、一人での旅行は旅行者の身の危険だけでなく、火災の危険も引き起こす可能性があります。草原の草地における高速での運転は、強い摩擦により豊かな草原で火災の原因となり得るため、禁止されています。そのため、この観光地を訪れる際は、観光会社を利用することを強くお勧めします。

聖なる山

古くからの遊牧民のコミュニティ、民族、および帝国から、地域で最も高く、最上位の山々を崇拝するという伝統が生まれました。崇拝には、儀式やナダームの崇拝儀礼だけでなく、山の永久保護の保証も含まれます。重要な山々の崇拝という無形文化は、聖なる山周辺の生態系全体の保護を助け、何よりも遊牧民のための水資源を綺麗に保つ助けとなりました。

モンゴルの領土や、持続する遊牧民コミュニティや町を流れる河川の多くは、重要な山脈や山々に囲まれた湖から流れています。山々を崇拝するもう一つの理由は、地元の人々の要望によるものです。重要な山々の領域では、金、銀、ダイアモンド、石炭またはその他の鉱床が発見されており、採掘活動から水資源を守るために山々を崇拝すると人々が主張しているのです。崇拝される山々の正式な一覧はモンゴルの大統領または(地域レベルの崇拝を担当する)現地の弁護士によって取りまとめられます。

国家レベルで崇拝される10の聖なる山は、モンゴルの大統領による法令で正式に定められています:

  1. ボグド・ハン山 (ウランバートル地域)
  2. ブルハン・ハルドゥン山 (ヘンティー県・トゥブ県)
  3. オトゴンテンゲル山 (ザブハン県)
  4. ダリガンガのダリオボー (スフバータル県)
  5. アルタイ・タワン・ボグド山 (バヤン・ウルギー県)
  6. アルタンフフィー山 (ホブド県)
  7. スヴラガ・ハイルハン山 (アルハンガイ県)
  8. ハン・フフィー山 (オブス県)
  9. ゴビ・グルヴァン・サイハン山 (ゴビ・アルタイ県)
  10. スタイ・ハイルハン山 (ホブド県)

各山の正式な崇拝儀礼は、4年後またはその頃に行われます。崇拝儀礼は観光客には公開されておらず、儀典によって定められた数名のみが儀式に参加することができます。儀式の後には、小規模のナーダム祭が企画されており、それらは一般に公開されています。地元の人々は何世紀にもわたって聖なる山を崇拝してきたため、観光客の皆様は、上記の神聖な場所の周囲を旅行する際は、地元の禁制を犯さないことをお勧めします。

あらゆる地元の禁制を尊重し、儀式の実施に敬意を払うために、モンゴル国内の神聖な地域を旅行する際は、モンゴルおよび/モンゴルの出資観光会社の手を借りるよう強くお勧めします。

フェスティバルおよびイベント開催場所